ぼくはセックス依存症?

R18。18歳未満の方は去るべし

小学校の先生K②

その次の日から、先生は化粧が薄くなった。

それでも先生の綺麗さは少しも変わらなかった。むしろ子供たちからしたらそっちのほうが好みだったような気がする。

 

確か女子が、男子謝りなよ!みたいなことを言ったのと、ある男子生徒(Sくん)が先生を泣かせたと親にバラし、すぐにそのニュースはみんなの親に伝わったのもあって、僕らはこってり親に怒られ、先生に謝罪したのだった。

 

 

僕はとにかく先生が好きだった。好きで好きでたまらなかった。

でも本当の好きというか、愛というか、そういうのものでもなかった気がする。

でもそれを愛だと思っていた。

 

 

あるとき、一番仲の良かったHくんが、「先生とカラオケ行かね?」と言ってきた。カラオケ、、、カラオケ?そんなこと言うHくんにびっくりした。先生と行くっていうのもそうだけど、小学生がカラオケ行くん?と思った。僕は恥ずかしながらカラオケに行ったことがなかった。僕の周りでもカラオケに行ったと聞くことがなかった。そもそもそんなに歌を知らない、興味もないときだった。でもカラオケはうちの親が良く行ってたから知っていた。でも一緒についていったことはなかった。

 

僕はカラオケなんかどうでも良かった。Hくんに先生を取られるのが嫌だった。先を越されるのが嫌だった。歌もよく分からないけど、おお!行こう!といった。

 

Hくんは、うえに高校生と中学生の兄がいたこともあって、かなりませていた。ヤンキーぽいいで立ちのお兄さんたちは僕らからすると、とんでもなく怖い存在で、話しかけることもできなかった。

 

 

Hくんは、そういうことに詳しかった。音楽もすごい詳しかった。ミスチルやらコムロファミリーやら当時からすごい人気だった音楽のことを教えてくれた。そして、先生のこと好きなのも伝わってきた。

 

 

カラオケはHくんがセッティングしてくれた。先生と秘密に打ち合わせていたらしい。カラオケの場所もシステムも、全く分からない世界で、知らないことを露呈するのが怖かったから僕は任せた!と言って参加しなかった。

 

 

今こんなことをすると、たぶん問題なんだと思う。当時も絶対誰にも言っちゃだめだよ?という先生のとんでもなくエッチな響きの言葉を言われ、興奮したのを覚えている。

 

 

当日、僕はHくんと僕と先生で行くのかと思ったら、ほかに3人くらいいて(全員男子生徒)嫉妬したのを覚えている。おいおい!Hくん!なんでわざわざ人増やすんだよ!僕らだけでいけばいいじゃんか!と心で叫んでいた。

 

 

ギュウギュウつめで、学校のそばに止まった先生の車に飛び乗り、僕らはカラオケに向かった。僕らは必死に歌った。上手いか下手かなんか僕にはわからなかった。とりあえず初めてのカラオケ。それだけでテンションが上がった。先生もいるし。

 

カラオケのルールなんてわからなかった(続けて歌っちゃいけないとか)。でもなんとなくそういうものなのかなとか思ってた。僕は自分が楽しむことだけに集中していた。でもさすがHくん。「先生も歌ってや~」と言って先生にちゃっかりマイクを渡していた。さすが。こういうのは未だに上手くできないかもしれない。さすがHくん。出来る男だぜ!

 

でいよいよ先生の歌を聴ける。先生が恥ずかしそうに歌っていた。でもさすが先生。というかやっぱり遊んできた感じはあたっていたと思う(そのときは分からなかったけど)。なんかやっぱりかなり年上の人なんだな~って感じた。このとき僕は知らない歌だったから一緒に歌えなかったけど、Sくんがマイクをとって一緒に歌っていた。

 

HくんはそんなSくんに怒っていた。せっかく先生の歌が聞けるのに邪魔するなよとボソッといった。ほんとだよなーと僕は思った。

 

そんなこんなで楽しくカラオケは終わった。

ちなみに、どうでもいいけど、僕はチャゲアスのヤーヤーヤーを歌った。あとはドラゴンボールのチャーらへっちゃらくらいだった知ってるのは。

 

 

うちの親は楽しんだなら良かったねと言っていた。心が広い。

 

しかし、またまたSくん。

親にばらしたら、(僕もばらしたけど僕の親は理解があった)

親が文句を言ってきたらしい学校に。

後日先生は怒られたと言っていた。僕らにこっそりと。

だからもう駄目だよ?と言っていた。

僕らは申し訳ないのと、Sくんが最悪、と思ってSくんをだんだんハブしていった。

 

 

Sくん、空気読もうぜ。

 

小学校の先生K①

私は、あのときほど強烈な、甘酸っぱい思春期のような、そしてある種呪いのような経験を今でも鮮明に覚えている。

 

 

僕が小学校4年生のとき、僕の担任は女性のK先生であった。K先生は今年うちの学校に来たばかりで、年齢は24歳だったと思う。大学を卒業して、違う小学校で教鞭をふるい、今年転勤でやってきた。

 

びっくりしたのは、K先生の美貌だ。K先生は、いわゆる教師!という外見ではなく、どちらかというと短大上がりのOLにいそうな(失礼)、ちょっと派手目な先生であった。しかし、その派手さも元が良いからすごく映えていた。今考えても、ほんとうに綺麗な先生だったと思う。

 

そんな綺麗な先生がやってきたものだから、僕ら男子生徒は浮足立った。浮足立って浮足立ってしかたなかった。ただ、まだ小学校4年生、9歳から10歳であったので、そんなにそういうこと?に対して知識があるわけでもなかったから、ただ単純にみんな浮足立っていただけな感じだった。これが中学生とかだったら、もっと性の対象としてみたのだろうけど、当時の僕らはそういう意識もなかったと思う。でも綺麗な先生にみんなテンションがあがり、みんなその先生が好きで、その先生と仲良くなりたいということばかり考えていた。

 

何を隠そう、僕はそのときたぶんクラスの中心的存在だった。スポーツは出来たし、勉強もできた。小学生はスポーツができる子がモテるというが、運動神経がすごく良かったし、さらに勉強もできるというと、ほんとにアイドル的存在くらいみんなから人気があったと思う。たぶんちびまる子ちゃんの大野君みたいな感じだと思う(あんまり詳しくないけれど)。初めて来た先生で、良いところを見せたいし、とにかく有頂天になっているのもあって、というか、こんな刺激的な先生にどう接していいか分からないのもあって、僕らは、とりあえず騒いでいた。毎日元気いっぱいだった。

 

あるとき、クラスのホームルームみたいな時間があった。どんな話をしていたか覚えてないけど、みんな先生の気を引きたくて必死だった。誰か女子が先生が可愛いって言い始めた。本当に可愛かった。だけどある男子が、それ化粧のせいだもん!当たり前だよ!といった。化粧なんて言葉も普通は使わない年頃の僕らからすると、なんだか負けた気がした。そんなふうに考えるやつはたぶんあんまりいなかった(バカだったから)。で負けたくない僕らは、そうだそうだ!化粧のせいだよ!厚化粧!とからかい始めた。

 

元気な中心的グループの男子生徒(僕のまわりの連中)はこぞって厚化粧!厚化粧!といった。僕も負けてられない。僕も厚化粧!厚化粧!と言い始めた。

 

先生は怒っていた。

「そんなことないわ!何を言うの?!」と強い口調で言った。僕らはその姿にひるんだけど、お調子者の男子生徒が、「それなら化粧落としてみろよ?」と言ってさらに絡んだ。

 

平和主義の僕は、どこか気分が悪くなったし、空気が非常に悪いのも感じ取っていた。でも止めることなんてかっこ悪いと思ってたし、一緒に乗っかってからかっていた。

 

すると怒っていた先生が泣き始めた。

「なんてひどいことをいうの?先生に向かって、、、」

 

僕たちは担任の先生を泣かせてしまった。

泣いたまま先生は出て行ってしまった。

 

 

 

そのあと、どうやって解散になったかは覚えていない。みんななんとなく終わったと思ったんだろうか。でもそのあとの後味の悪さと言ったら、ほんとに難とも言えない感覚だった。

 

 

僕らは泣かせたいんじゃない、喜ばせたい、笑わせたいと思っていたはずなのに。

 

 

 

その事件は僕らの胸の奥深くに記憶された。

 

 

 

 

自己紹介

こんにちは。

 

僕はある地区に住むハクといいます。

これまで、たぶん、普通の人に比べると割と多めの性体験を経験してきました。性欲が強い自覚もあります。でもほんとうにセックスが好きなのかはよくわかりません。 でもセックスに依存している気もします。

 

かといって、お金が絡むとか、そういう愛のないセックスは嫌いです。

愛がなければできないと思っています。

 

いろんな人といろんな性経験を体験してきたので、それを記録に残したいと思ってブログをはじめてみました。書くことで自分の気持ちや考えを整理したいという思いもあります。中には強烈であったり、不快な思いをされる方もいらっしゃるかもしれません。そういう場合はフィクションとしてお付き合いいただければ幸いです。